11月が駆け足で過ぎようとしています。
11月を二十四節気でいうと、メインが「立冬」、
前後に「霜降」と「小雪」の二節気がかかります。
「霜・冬・雪」と寒そうな漢字が並びますが、
現実は日中まだ暖かい日が多く、
本格的な冬までにはまだ少し間がありそうに思えます。
二十四節気七十二候をテーマにした今年の創作カレンダーも
今回で最後となりました。
12月のトリを務めるのは、やはりこれしかありません。
「冬至」です。
新聞の中から思いどおりの色柄を見つけ、型取りして切ります。
新聞の散らかり具合から、やる気の度合いが計れます。
今回もやる気満々です。
超真剣
見本どおりですねっ。すごい!
七十二候から、「麋角解(びかくげす):シカが角を落とし始める」
そして冬至ということで、柚子の枝を配しました。
色のチョイスでずいぶん感じが変わりますね。
自筆の文字も味わいがあります。
鹿の角は1年サイクルで生え変わるそうです。
実際は3月頃に根元から自然に脱落するそうですが、
奈良公園の鹿は発情期を迎える10月上旬、
雄同士の喧嘩や観光客とのトラブルを防ぐために、
伝統行事として「鹿の角きり」を行っているということです。