季節感を表す物や事柄を風物詩と言いますが、
夏の風物詩と言えば、花火、スイカ、ひまわり、入道雲、etc…..
涼しげな音を響かせる風鈴もその一つです。
今回は暑さを少しでも和らげようと、
張り子の要領で風鈴を作製しました。
本体の材料は障子紙です。
細かくちぎり、
薄めた障子糊でガチャガチャのカプセルに貼り付けます。
薄いと乾いたときに破れやすくなってしまうため、幾重にも貼り付けます。
思いのほか根気のいる作業なのです。
ようやく貼り付け終了。とってもきれいに貼れました!
この状態で乾かします。アイスクリームみたいでおいしそう。
乾いたら、次に絵の具で絵付けをします。
「どうでっか?」「よろしいなぁ」
また乾かします。
今回の作品作りは乾燥時間を要するため3日がかりです。
最後に短冊と鈴を付けたら出来上がりー
みなさん、出来栄えにとってもご満悦でした。
涼を誘うかわいらしい鈴の音が、
またひとつ夏の思い出に追加されたもようです。