七夕の笹飾りにはひとつひとつに意味があるそうです。
中でも各地の七夕祭りを華やかに演出する吹き流しには
「裁縫や習い事の上達」を願うという意味があり、
吹き流しについているヒラヒラは
織姫が機織りで使用する糸を表しているとか。
今回はそんな七夕の吹き流しを作りました。
まず裁縫の上達を願いながら? ヒラヒラの制作です。
初めに紙を折りたたんで絵の具で染めます。
何色にする?
染めた紙を新聞紙の上に広げて乾かします。
出来栄えをチェック。
紙は大判の天ぷら紙を使いました。丈夫な上に染まり具合も上々です。
色のチョイスや浸し具合で随分感じが変わりますね。
1日置いて乾いたら、切り込みを入れてヒラヒラにします。
上部のくす玉はお花紙を貼り合わせて作ったハニカムボールです。
ハニカムボールは前もって下準備をしていただきました。
薄いお花紙を重ねて円に切るのは
高度なハサミテクニックが要求されるのですが、
黙々と量産してくださる頼もしい男性陣です。
できたくす玉にヒラヒラを取り付けたら完成でーす!
今回の創作活動は絵の具を使った染めの作業が好評でした。
「わぁ、きれい!」
染めた紙を広げた時のみなさまの笑顔が純粋で。
これでお裁縫がますます上達しますね!