今年の夏は新型コロナウイルスのせいで日本各地のお祭りや花火大会が中止となり、
ずいぶん寂しい夏になりそうです。
本来なら東京オリンピックが開催されて日本中が熱く沸き立つはずだったのに、
残念でなりません。
茨木でも茨木フェスティバルや弁天花火大会の中止が決まっています。
ならばせめてデイの中だけでも賑やかな夏を演出したい!
との思いから、壁に花火を打ち上げました。
五色の大型花火が花開きました!
花火の本体はおこめが得意とするところの新聞ちぎり貼りです。
新聞の赤や青の色部分を小さくちぎって土台の紙に貼っていきます。
その上に丸く切ったキラキラ折り紙を散らし、
アルミホイルを細長く丸めて、、、
上空で花火が開いた様子を表現しました。
見事に花開きました! ちゃんと見物人も見上げていますね!
ところでこの華やかな作品を掲げるにあたり、
実に地味で根気のいる作業が前もって行われていたことを
今回はご紹介しておこうと思います。
こんな様子。
背景となる濃紺の紙の裏一面にマスキングテープを丸めて貼るという
面倒くさい地道な作業です。
壁に紙を貼る場合、
画鋲を使用すると床に落ちたとき危険なので、
いつもこの方法を採っています。
壁画制作にはこういう縁の下の力持ち的な作業も
毎回しっかりと潜んでいるという余話でした。