桜が満開になりつつあります。
見上げる視界一杯に優しいピンクが広がるさまは、
この世のものとは思えない美しさに満ちていますが、
残念なことに今年のお花見は日本全国で自粛が叫ばれています。
賑わいもなく静けさの中で一斉に花開き散っていく、
ああ、もったいない…。
利用者様にはせめて送迎の車窓から
日本の春を満喫していただくことにしましょう。
さて、おこめのフロアですが、こちらでも桜が咲いています。
春の壁画にやっぱり桜は外せません。
本物の桜が花開くずっと前より、実は制作に取り掛かっていました。
まずは富士と裾の山々をちぎり絵で作ります。
ちぎって貼っているのは新聞のカラー部分です。
新聞を使うと彩度がセーブされて
落ち着いた色合いが表現できるのです。
同時進行でお花紙の桜が出来上がっていきます。
こんな感じ。きれい~
壁に枝を貼り、上から桜を咲かせていきます。
アクセントに黄色い蝶々を2匹ばかり飛ばせました。
富士山もできました!
桜吹雪が富士の遠景に彩りを添えています。
「きれいやね~」
「お花見に行かんでも、ここで充分やね~」
みなさん口々に、我らが作品を称賛されていました。
壁を眺めながらのセルフお花見も、
なかなかオツなものですね。
おっと、こんなところにも隠れたお花見スポットが。