今日は雨の中、
ボランティアの花てまりさんが初めて来所してくださいました。
控室から漏れ聞こえる音合わせの音色に期待が高まります。
そして開演時間となり、丁寧なごあいさつの後、
三味線演奏が始まりました。
花てまりのテーマ曲という花笠音頭を皮切りに、
懐かしい演歌や唱歌を次々に披露してくださいます。
観客も一緒に歌います。
法被のピンクが花咲いたように室内を彩っています。
続きまして腹話術のジロウちゃんが夏らしい浴衣姿で登場です。
お水を飲んだり、肩を揉んでもらったり、とても芸達者です。
まるで本物の子どものような動きに、
利用者様も笑顔笑顔、
あちこちから「かわいいねぇ」の声が上がっていました。
ジロウちゃんが退場した後、ギター演奏が始まりました。
郷愁を誘うフォークソングの演奏と歌声がステキすぎて、
もううっとり。。。
そして最後は炭坑節で賑やかなフィナーレとなりました。
先日の夏祭りの余韻そのままに、
スタッフと立って踊れる利用者様が当然のように踊り出します。
そのノリの良さに楽師のみなさんも驚きを隠せない様子、
びっくりしながら大変喜んでいらっしゃいました。
お帰りの際は、盛大な拍手の中、1人1人握手をして
「またお会いしましょう」と再会を約束してくださいました。
ところが外に出るとびっくりするような大雨が…。
花てまりのみなさん、今日は本当にありがとうございました。
どうか大切な楽器を濡らさないように、気をつけてお帰りくださいね。