皆様こんにちは⑅◡̈*
最近は寒さや暑さが交互に訪れ、毎日の服装の選択に迷う日が続いておりますね…
風邪など引かれぬ様、皆様ご自愛くださいませ。
さて、今回の「おこめ」ブログでは、5月31日に開催されました切り紙授業の記事を載せさせて頂きたいと思います。
先生が主宰されている「モーネ工房」は、ものづくりの工房と学校、ギャラリーで、先生は、このものづくり学校を寺子屋と名付けられていらっしゃいます。
この寺子屋のコンセプトは、子供の目線にかえって面白おかしく物作りをし、その時間が結果として、暮らしの中での人との関わりを温かにする事になるということを知る。という事です。
今回は、[頂き物のお礼状]をテーマに授業を行って頂きました。
まずは、先生のお手本となる作品を見せて頂き、解説と共にイメージを膨らませ、包装紙やパッケージを使っていざ挑戦!!
ハガキの寸法の台紙に次々と作られてゆく作品達…
授業に参加した皆様の作品は、先生のご指導もあり、そこにあった包装紙と箱とパッケージ、ハサミと糊だけで作られたとは思えない程、深く、美しく、個性を持った世界で一つしか無い芸術が確かに生まれていました。
先生は、「頂き物のお礼状を作るには、紙を買って、探してとなると時間がかかるでしょう?材料は全て頂いた物の中に詰まっているんですよ。」と仰っていたように、全てはそこに最初から揃っていたのです。
また、豊富な材料と時間があれば、〝その人〝は出ない。
材料も時間も限られた時、その人の本当の姿が現れるんです。
と仰られ、配られた材料で一つ目の作品を作った後に続いて材料を増やさず時間を切って、二作品目の製作に取り掛かりました。
5分後に仕上がった作品は、これまた1作目とは違う色をした素晴らしいものがテーブルの上に並んでいました。
形やデザインは違えど、先生は作品には個性が出ている。
どれを誰が作ったのか、二つの作品を無造作に並べて、「この作品は貴方ね」と、1発で当ててしまうマジシャンのような先生に、私達は驚かされました。
そんな楽しい時間もあっという間に流れ、授業の最初に言っていた先生の言葉「切り紙は、紙を介して人と人とのやり取りを感じる。親であっても、会話よりその人とコミュニケーション出来る。」という言葉を思い出しました。
作り手が楽しんで作ると、もらった人には言葉以上にその喜びが通じると。
そして、先生が執筆された「老いのくらしを変える楽しい切り紙」という本の中に、〝ほめるとは、上手いという意味ではないし、お世辞は言わない。ほめようという気持ちは全くなくて、切り紙の面白いところを感じ、ただそれを素直に伝えているだけなのだ。一枚の切り紙を真剣に見つめ、素直に面白いところ、きれいなところ、かわいいところを感じて言葉で伝える事が大事なのだと思う〝という部分があります。
「おこめ」では、利用者様と一緒に日々切り紙を楽しんでいますが、この、一枚の切り紙を真剣に見つめる事こそ大切な事なのだと改めて痛感しました。
この本の中には、ある事をキッカケに切り紙を介して深まる家族の絆が記されており、読み手も人として成長させてもらえる内容でしたので、興味のある方は是非本を手にしてみて下さいね♪⑅◡̈*
長々と書きましたが、本当にブログを読んでくださる皆様に伝えきれない程、次から次に伝えたい事がこの切り紙授業に参加して溢れているのですが、参加させて頂いて思った事は、楽しいは勿論、感謝の気持ちをカタチで表現出来る手段を体感する事が出来て、その世界は〝別世界〝だった。という事を1番にお伝えしたいです。
お忙しい中、授業に来て下さった井上先生に、ブログ上ではありますが、改めて感謝しますと共に、こうやってブログを閲覧頂いている皆様にも感謝致します。
本当にありがとうございます(๑• •๑)♡
「おこめ」の切り紙は、まだまだ進化しますよー♪
本日も閲覧頂き、ありがとうございました♪