3月に咲く代表的な花木として、梅・桃・桜があります。
どの種も葉がまだ茂る前の早い時期にピンク系の可憐な小花をつけ、
観賞用ではない親戚の果樹は美味しい果実をつけるという共通点をもちます。
また昔々中国より渡来して品種改良が重ねられたという歴史も共通していますが、
梅・桜に比べると、
どことなくポピュラーさで後れを取っているように思える桃が
実は古事記にも登場する先駆者だというのはちょっとした驚きです。
太古より日本人に親しまれ、
江戸時代に多くの品種改良がなされたという花桃を3月の壁画に採り入れました。
お花紙を使って花とつぼみを作ります。
柔らかで華やかな印象がある桃の花にお花紙は最適ですね。
幹と枝も必要です。幹は新聞のちぎり貼りで。
春の陽を楽しむ女の子制作中。
眉間が細かい作業を物語っています。。。
完成した女の子です! かわい~
三毛猫ちゃんものんびりひなたぼっこ中。
秋田犬ほどの大きさがあるのはご愛嬌ということで。
「桃源郷」という別世界に冠されるほど美しい桃の花ですが、
残念ながら関西圏に名所は少ないようです。
大阪で唯一、大阪城公園の桃園は3月中旬ごろからが見頃とか。
一足早いお花見に出かけてみませんか?