サンタクロースは世界中の誰もが知っている超有名人です。
けれどもそのサンタクロースのお手伝いをする妖精の事を
知っている人は少ないのではないでしょうか。
トムテというとんがり帽子を目深にかぶったこびとの妖精で、
もともとは北欧の民話に登場する農家の守り神だったそうです。
20世紀に入り、ソリに乗って子どもたちにプレゼントを配る
ユールトムテ(クリスマスのトムテ)として人気者になりました。
クリスマスに先立ち、毛糸でトムテを作ってみました。
帽子の部分と体の部分、どちらとも初めはひたすら毛糸を巻きます。
体は白のぼんぼりです。
昔スキー帽を編んで先っちょに付けた
という利用者様が数人いらっしゃいました。
みなさん集中力がすごいです。
楽しいからこその集中だと信じたい。
帽子は短く切った毛糸を1本1本輪っかにくくりつけ、
ひとまとめにして縛ります。
帽子の中に綿を詰めて、体をボンドで接着します。
鼻をつけたら出来上がり。
「かわいい…」(心の声)
かわいいねぇ
かわいいわぁ
と大好評でした。
制作前は難しいかなとも思ったのですが、
実際やってみると全然そんなことはなく、
昔編み物に馴染んだ年代だからでしょうか、
みなさん驚くほど毛糸扱いがスムーズでした。
ぜひおうちに飾ってあげてくださいね。