四季折々、その時節ならではの風物詩がありますが、
秋の風物詩と言えばなんでしょう?
お月見、紅葉、芋掘り、運動会、今風にハロウィン、
野球ファンにはドラフト会議も真っ先に浮かぶ秋の事象ではないでしょうか。
そんな秋の風物詩のひとつを壁画にしようとみんなで頑張りました。
まずお花紙でお花を作ります。
大量に作ります。
何のお花に見えますか?
次に絵具で染めたキッチンペーパーから葉っぱを切り出します。
葉っぱはこの時期、もちろんもみじです。
ほら、こんなに。
数が揃ったところで、お花と葉っぱを壁に貼ります。
秋の風物詩、菊人形の完成でーす!
人物は十二単も艶やかな紫式部を選びました。
名前の札は先日のお習字の時間に達筆の利用者様に書いていただいたものです。
関西で菊人形と言えば「ひらかた大菊人形」が有名ですね。
職人の高齢化と後継者不足から2005年に閉幕となりましたが、
市民による地域文化として現在も存続しているようです。
古来より人気を誇る菊花だからこそ誕生した菊人形、
おこめでも華やかな後姿を見せてくれています。