花札をモチーフとした今年のカレンダー作りも
残すところあと2回となりました。
11月は唯一人物が描かれた、
「柳に小野道風(おののとうふう、おののみちかぜ)」
あるいは「柳に蛙」です。
「書道の神」と言われる小野道風がまだ無名である時、
何度も柳に飛びつこうとしているカエルを見て自らも一層の努力を誓い、
遂に書の道を極めたというエピソードが絵柄の由来だそうですが、
なぜ11月に柳やカエルが登場するのかは謎です…。
そんな謂れを知ってか知らずか、
今回も制作に没頭される利用者様の様子をご覧いただきましょう。
色選びにも余念がありません。と思いきや、
記事のほうに目がいく方もいらっしゃったり。
拘りのある作品を作っておられます。
新聞の山から掘り起こした雑木林のイラストを背景に使用されているのです。
発想が素晴らしいですね。
完成したようです。見本よりステキですよ!
色合いによりずいぶん印象が違います。
和風、アジアン、ポップ調等、
選んだ台紙の色からもそれぞれの作風が推察できるような?
季節外れの絵でもいいんです。
11月の花札が色鮮やかに並びました。