秋も深まり、紅葉の美しい季節になりました。
桜通りも春の光景とはまた異なる茜色に彩られています。
日が短くなるにつれ、朝晩の冷え込みが厳しく感じられる今日この頃ですが、
朝一番にお出しする熱いお茶を喜んでいただける季節ともなりました。
そこでお茶を一層おいしく飲んでいただこうと、
スタッフの発案で茶托代わりのコースターを作りました。
と言っても、実際に作ったのは利用者様ですが。
以前創作活動に使った紙製のコースターを、
頂き物のきれいなハギレでくるみます。
使用する部分を切り出す際、
職員「きれいな柄の部分をいいとこどりしてくださーい」
利用者様「そんなもったいない」
皆さん、申し合わせたように布の端から切っていこうとされます・・・。
余った部分はまた何かに使いますから~
ということで、きれいな柄を切り出していただきました。
裏には滑り止めのフェルトを貼り付けていきます。
数十分後、色とりどりの手作りコースターがたくさん出来上がりました!
いつものお茶の下にきれいなコースターがあるというだけで、
いつものテーブルが優雅に演出されます。
「この柄きれい!」
「そっちのもいいねー」
翌朝お茶をお出しするたびに、
利用者様からそんな明るい声が上がっていました。