9月ですが、まだまだ暑いですね。
暑さがお彼岸までの辛抱ならあと少し、
今年は9月20日から26日までの1週間がお彼岸だそうです。
お彼岸になると、川岸や畦道を待っていたかのように彼岸花が彩ります。
なんとなく近づき難いイメージをまとう花ですが、
そのイメージは実は人間がわざと作り上げた偏見なのです。
ここはあえて、その美しさのみを純粋に愛でたいと思います。
カニじゃないですよ。彼岸花を作っております。
だからカニの大群じゃないですってば。
ほら、茎があるでしょ。誰ですか? カニの串刺しなんて言うのは。
里山の風景を目指し、山を新聞のちぎり貼りで作っています。
里山の子どもたち、製作中。
里山なので木もあります。お花紙を丸めて作ります。
黄色のお花紙で。
ポップコーンに見えますが、そうではありません。
壁に貼りました。
けっしてトウモロコシに群がるカニたちじゃありませんから。
山と木と赤とんぼ。
黄色のコロコロは稲穂の遠景でしたー!
見えない?
いえいえ、そう信じて見れば稲穂にしか見えないはず。
彼岸花は墓地でもよく見かけますが、
それは彼岸花が墓地を好んで咲いているのではなく、
彼岸花の持つ毒性を利用して、
お墓をネズミやモグラの被害から守るために人の手で植えられたものだそうです。
また、子どもたちを彼岸花の毒から遠ざけるために、
お墓に咲く怖い花というイメージをもたせたとか。
せっかく美しい姿に生まれ付いたのに、
毒があるばかりに何とも理不尽なお話ですね。